県立学校の別学化は維持すべき

2025.01.22

私は「学問の独立」を重視しており、議会が教育委員会に介入することは避けるべきだと考えております。

一方で、私見を述べれば別学校である県立浦和高校や県立浦和第一女子高校などの伝統と歴史と実績は高く評価されるべきであり、また、学校選択をする上で別学校を選ぶと言う多様性はこれからも尊重されるべきと考えております。

女子差別撤廃条約違反ではないかとの指摘について。国際法の研究者として、また外務省国際法局の元官僚として考えてみます。条約は締結する際に、条約と国内法が矛盾してはならないので、国内法の整備をして条約を国会で批准する流れになっています。つまり、国内へは条約でなく国内法が適用されます。そのため、条約を理由に別学化は違法という論理は成り立ちません。

なお、現在も、国立大学の付属学校の別学校が廃止されていなことをかんがみても、国内法に照らしても違法性はないことがわかります。

これらの事から考えても、県立高校における別学制度は維持されるべきだと考えております。

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